リノベーションまちづくりで、ほしい暮らしをつくろう(Vol.26)

先月、富岡市で開催した「リノベーションまちづくり」キックオフイベントの様子
先月、富岡市で開催した「リノベーションまちづくり」キックオフイベントの様子

最近〝リフォーム〟や〝リノベーション〟という言葉を耳にする機会が増えました。似ているようですが、この2つ、どのように違うかご存じですか。
前者は老朽化した建物を元の状態に回復すること、後者は今あるものに新しい価値や機能を付け加えて生まれ変わらせることを意味します。何だか難しそうですが、古民家を例にとれば、再び人が住めるように改修することはリフォーム、それを古民家カフェとして生まれ変わらせることはリノベーション、という訳です。
今回は、この考え方をまちに当てはめた〝リノベーションまちづくり〟についてお話しします。
この取り組みは福岡県北九州市で始まり、県内でも昨年から県庁商政課といくつかの市町村で試験的にスタートしました。
リノベーションまちづくりでは住民自らが、遊休不動産を上手に活用しながらまちの課題を解決し、皆が住みやすい地域をつくっていくことを目指しています。
全国では、子どもたちが安心して過ごせる地域をつくるため、空き地を原っぱと図書スペースにした例がありますが、その周りには後から飲食店などができ、一帯が新しいまちの集いの場になったそうです。他にも、子育て中のお母さん方が自分たちの働きやすい場所をつくるために、自ら空き店舗を改修してカフェを開いた例があるなど、大きな成果を収めているケースが沢山あります。
ほしい暮らしを自分たちでつくっていけるって、なんだかワクワクしますよね!
県庁では、この〝リノベーションまちづくり〟を応援しています。興味を持たれた方は、是非、検索してみてください。
皆さんも一緒に地域をつくっていきませんか。

 

群馬県商政課 主任
片山 翔平 さん
【略歴】82年藤岡生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。NPOやベンチャー企業でのプロジェクト運営に携わり、09年入庁。13年より現職。県庁自主研グループ「自学カフェ」や地域盛り上げ団体「ぐんま勝手に応援部」、「スマイルとみおか」のメンバーとしても活動中。