地域の宝を見つけ、人と人を繋げる拠点に(Vol.142)

 

赤城南麓に位置する築130年の交流スペース「赤城山古民家IRORI場」=前橋市富士見町赤城山
赤城南麓に位置する築130年の交流スペース「赤城山古民家IRORI場」=前橋市富士見町赤城山

築130年の古民家を活用した「赤城山古民家IRORI場」(前橋市富士見町赤城山)が今春、赤城南麓に誕生しました。

古民家は以前、店舗として営業していたこともありましたが、その後は空き店舗予備軍になっていました。移住希望者の宿泊場や赤城の魅力発信拠点が必要と考えていた前橋市の移住コンシェルジュ鈴木正知さんが、多くの人が利用できる施設としての活用を提案し、「IRORI場」に生まれ変わったのです。

「新しい価値を生み出せる場」「多くの人の夢をかなえる場」を目指し、オープン後は月1回ペースでマルシェやワークショップなど、様々なイベントを開いています。10月からは民泊の受け入れも始めました。周辺地域の農家や乗馬クラブの方々のサポートを受け、ゲスト向けの「人柄に触れる体験プログラム」を複数用意。旅行で人の心に残るのは綺麗な景色や街並ではなく、その場所で出会った人たちとの交流体験だと考えたからです。

実際、体験プログラムはゲストだけでなく、地域の方々へも新鮮な刺激になっているようです。体験や交流を通してゲストと地域の人、双方がこの場所で何かに挑戦していく、「その地域にとっての当たり前」が「皆が大切に引き継ぎたい宝物」へと変わっていくような風土を創るための、人と人とを繋ぐゲストハウスでありたいと願っています。そして、そんな志を同じくする民泊運営者や、手持ちの古民家をなんとかしたい方たちとタイアップし、オール群馬で民泊連携ができる環境作りに励むと共に、ゲストハウスと若者や留学生を繋げ、チャレンジできる環境を提供する事が、この地で我々がやるべきことだと思っています。どなたでも参加自由ですので是非、刺激的な出会いの場にお越しください。お待ちしております。

 

「赤城山古民家IRORI場」 民泊部門共同オーナー 栗原 大輔 さん

「赤城山古民家IRORI場」民泊部門共同オーナー
栗原 大輔 さん

1993年前橋生まれ。大学4年の時、ヒッチハイクで日本一周。卒業後、自転車で世界一周(32カ国)、日本47都道府県制覇。旅を通して、「食」と「居場所」の大切さを学ぶ。2017年、群馬に戻り居酒屋などで勤務。19年から現職