災害レベル[7月27日号]

娘の通う前橋市内の小学校では、夏休みのプール開場が初日から2日間、熱中症情報で「危険」と判断されたため中止となった。市の消防局によると、今月の熱中症による救急搬送件数は148件(24日現在)。暑さは一段落したとは言え、まだまだ警戒は必要だ。

過去に何度か熱中症にかかったことがある。卓球部だった中1の夏休み、スマッシュの練習で連続打ちしていた時のこと。目の前が次第にチカチカし始め、周囲の音も遠のいていった。ただでさえ蒸し暑い体育館。風や光の影響を受けぬようドアも暗幕も閉めた中での激しい運動。水筒を持参し休憩時間に飲水する習慣もなかったと記憶する。

また、数年前には運動会を観覧後、自宅に帰ってから急変。激しい頭痛と吐き気。次第に手足がしびれ動けなくなった。夫がいなかったら間違いなく救急車を呼んでいたことだろう。すぐ診てくれる病院へ駆け込み2時間点滴。9月下旬のことだったが、水分と塩分の適度な補給が大事だと、この時学んだ。

わが家ではこの夏、パンダのシャンシャンをはじめ、縄文展、だまし絵のエッシャー展など、興味をそそる展示が集結している上野へ赴く予定で盛り上がっていた。が、現在トーンダウン気味。炎天下の行列は想像するだけでげんなりする。

「災害レベル」という今夏の暑さ。上手に向き合い、決して無理せず、万全な対策を練った上で計画を立てたい。

(上原道子)