猫のお食事[5月25日号]

県動物愛護センターから譲渡してもらった我が家の猫は、間もなく1歳。念願成就の娘はもちろん犬派だった私も、初め大反対だった主人と息子も猫との生活を満喫している。

一方、飼育にかかる費用は、はっきり言って馬鹿にならない。トイレの砂や紙シーツなどの消耗品を切らさないよう気を配る。

餌の選択もひと苦労だ。スーパーの安い大袋から、専門店でしか手に入らない高価なものまで膨大な種類の商品がある上、缶詰、レトルトなどを加えると数えきれないほどの銘柄が出回っている。インターネットでは、品質や価格などを細かく分析しランキング形式で紹介するサイトもある。親切だが、様々な意見が飛び交い、かえって迷う。センターの職員からは、「猫は肉食。主食の『カリカリ』(乾燥エサ)は原材料欄の最初に肉類が記載されているものが体に良い」とのアドバイスを受け、これまで意識して与えてきた。

最近は、避妊手術を受けたのを機に低カロリーの餌に切り替えた。生殖器の機能を維持するには多くのエネルギーが必要だが、避妊後は必要なくなるのだそうだ。

とは言え、欲しがる仕草や甘える声につい、ご飯以外の時間帯に与えてしまうことも。すると「ママ、餌あげ過ぎだよ!」と娘からの叱咤が飛ぶ。餌は愛猫の健康と寿命に関わる重要なものという認識を持たなければと反省しつつ、おいしそうに「お食事」する姿に今日も癒やされている。

(上原道子)