県立大泉高校 造園デザイン研究部

 部活に取り組む県内の中学高校生が、笑いあり、涙あり、明るく、元気に、真面目に、がむしゃらに……仲間とともに過ごす青春の1ページを全力MAXで紹介します!

左から長竹優空さん(3年)、中嶋愛美さん(同)、古口ひかりさん(2年)

町内のサクラ食い荒らす 害虫の調査で地域貢献

昨年11月、「大泉町環境フェア」にてパネル展示。地域住民に活動内容の説明や特定外来生物に関する注意喚起を行った

私たち造園デザイン研究部は、3年生2人、2年生1人の計3人が所属しています。少人数なのでほのぼのとした雰囲気の部活です。

おもに、特定外来生物であるクビアカツヤカミキリの調査と対策について取り組んでいます。クビアカツヤカミキリは、幼虫がサクラやウメなどのバラ科樹木を食害する昆虫です。

調査では、大泉町内の公園のサクラ全694本について被害状況の確認を行っています。昨年度は、この幼虫が排出する、糞と木くずが混ざった「フラス」と呼ばれるものが出ているサクラを指標としてデータを作成しました。それを自治体に提出することで情報の連携を図り、地域貢献しています。

また対策として、成虫の飛散と産卵を防ぐために防除ネットをサクラに巻く活動や、誘引液を使ったペットボトルによる捕殺、さらに家庭用殺虫剤を用いた効果の試験などを行い、それらをまとめたパネルを作成して様々なイベントや発表会を通して周知を図っています。また、私たち自身で駆除する捕殺も行います。

クビアカツヤカミキリをはじめとする特定外来生物の対策で最も重要なことは、多くの人に、その危険性と対策方法を知っていただくことです。そのためには周知を徹底し、私たちの活動を様々な形で伝えていくことが大切だと考えています。

今年は新型コロナの影響で、まだ思うように活動がスタートできていませんが、夏には恒例のプロジェクト発表会(県学校農業クラブ連盟主催)が開かれる予定なので、ここで入賞することを目指し、これからも全力でサクラの保護に取り組んでいきたいと思います。

 

部長 長竹 優空 (生物生産科3年)

快挙!個人最高賞
全国造園デザインコンクールで 国土交通大臣賞に

「残創」をコンセプトに設計した庭園の図面

全国造園デザインコンクールは、造園家の登竜門といわれるコンクールで、私は住宅庭園部門に応募し、個人の部で最高賞の国土交通大臣賞をいただくことができました。この部門はデザインの美しさや庭の持つ意味が評価されます。受賞理由は、残るものを創るという持続性と、層のように家族の想いを重ね空間を構成するという、時代を超えた普遍的な庭の本質が表現できた点が評価されたとのこと。知らせを聞いた時、嬉しさよりも驚きの方が大きく、すぐには信じられませんでした。

私はもともと庭園に興味があり、本格的に学びたいと思っていました。そして本校に造園デザイン研究部があることを知り受験を決意。入学後、晴れてこの部に入ることができました。これからも、挑戦できることには積極的に参加し、結果を残すことを目標に頑張っていきたいと思います。

 

 

 

古口 ひかり (生物生産科2年)