群馬県出身・在住モデル 横塚 沙弥加さん

「入浴中にマッサージ、鏡の前でスクワットをして最後はしわが出るくらい笑ってお風呂から出ます。寝る前の開脚も欠かせません。美容の効果は分かりませんが(笑)」とにこやかに話す横塚さん=前橋市内の公園

全身全霊いろいろなことに挑戦しながら群馬の魅力を伝え、盛り上げていきたい「ちゃんさや」の愛称で親しまれ、本県を拠点にモデル業をはじめ、ラジオやテレビ、雑誌などに出演。先月29、30日、桐生で行われた舞台では主演を務めるなど、多方面で活躍の場を広げている。
今年6月には県内で撮影した初の写真集「ふしぎ。」を発売し、本業も絶好調だ。物腰が柔らかく、気取らない人柄で人気急上昇中のご当地モデル・横塚沙弥加さん(みどり市出身)に、仕事や地元群馬への思いなどを聞いた。

やらない後悔よりやって後悔

Qどんな子ども時代を過ごしましたか

幼稚園で始めたクラシックバレエの発表会で、スポットライトを浴びることに楽しさを感じました。小学生のころは休み時間に、友だちとモーニング娘。さんの踊りや歌を真似してみんなに見せていましたね。先月引退した安室奈美恵さんも好きで、お尻まで髪を長くしていた時期もありました。高校までアイドルグループなどのオーディションを何度も受けましたが、ことごとく不合格でしたね(苦笑)。

Q芸能の世界に入るきっかけは

芸能界を諦めて県内の大学に進学したのですが、大学1年のころ、群馬テレビで生放送されていた情報バラエティー番組「来来飯店」のスタジオ収録を観客として見に行った時、ディレクターさんから声を掛けられたのがきっかけです。学生が県内スポットをリポートする番組で、リポーターに抜擢されました。それからフリーペーパー「群馬美少女図鑑」のモデル出演することができ、掲載された時はかなりうれしかったですね。

Qその後、仕事は順調に進んだのでしょうか

実は就職活動をして大学4年の時に、県内のアパレル系の会社に内定をいただいていました。目の前の就職とモデルを目指したい本当の自分の気持ちとにギャップを感じて悩みました。やらないで後悔するより、やって後悔しようと決めました。大学卒業後、群馬から都内に通いながらウォーキングやポージングのレッスンを受け、本格的にモデル活動を始めました。

自分に合ったスタイルで頑張る

Q地元群馬で活動されている理由は

都内で約1年活動しましたが、周りのモデルはバッチバチにライバル心むき出しで(汗)。競争してトップに立つタイプではないなと(笑)。人にはそれぞれ自分に合ったスタイルがあると思います。伸び伸びと自分のやりたいことを頑張りたい。何よりここで仕事をしている理由は、人の心が温かく、自然が多い群馬が大好きだからです。家族の支えだけでなく、いつも応援してくださる皆様から励ましのお言葉をいただくと、「もっともっと恩返しがしたい!」という気持ちが溢れてきます。

Qご自身の強みは

何事にも挑戦することですね。お笑い芸人のワンクッションさんからお誘いいただき、昨年、未経験ながら舞台の主役を演じました。今年もつい先日主演を務めました。孤独で辛い出来事があった女性を演じ、徐々に生きる希望を手に入れるというストーリーでした。マイクなしで一番後ろの席まで声を届けることの難しさ、役に入り込まないと涙を流すことができないなど約3カ月間の稽古を通して先輩方から様々なことを学びました。この経験を生かし、今後も幅広くマルチなモデルを目指して頑張りたいです。

Q憧れの芸能人は

モデルの鈴木奈々さんです。全力で前向きに体を張っているところがすごい。一生懸命頑張ろうと勇気づけられます。一度イベントでお会いした時はうれしくて涙が出ました。

Q思い出深い仕事を教えてください

2015年4月にスタートしたエフエム群馬「WAI WAI Groovin’」で、初めて生中継のリポーターを担当しました。朝の通勤ラッシュ時に高崎駅構内で100人に声を掛けるという企画だったのですが、緊張しすぎて両手両足が震えてしまって。半分くらいの人にしか話を聞けませんでした。最近になって、ようやく話しかけることに少しは慣れてきましたが、いまだに中継コーナーが始まる音を聞くと心臓がドキドキして震えます(笑)

思いやりを持って接する

Q仕事で楽しいと感じることは

ラジオやテレビ番組で県内のいろいろな場所に行って、出会う人たちとの触れ合いが楽しいですね。群馬に住んでいても知らないことが多すぎて。魅力をもっと発信していきたいです。

Q仕事で大変なことは

仕事ができることが楽しくて大変だとは思わないのですが、中継などで思うように言葉が出てこなかった時は、「うまく伝わらなかったな」と落ち込みます。反省の毎日ですが、次の日には絶対に引きずらない。昔は内気だったのですが、この仕事をするようになって人格が変わったくらい前向きになりました(笑)。

Q仕事で心掛けていることは

人とのつながり、コミュニケーションを大切に、思いやりを持って接することを心掛けています。ラジオやテレビでは初めてお会いする方が多いので、壁をつくらないようにしています。モデル体型でもないし、リポートも上手ではないので、何でも一生懸命頑張るしかないですね。

全身全霊いろいろなことに挑戦

Q仕事を通して群馬の新しい発見は

嬬恋村には叫びたくなる絶景のキャベツ畑、神流町や南牧村では美しい山々の自然や澄んだ川…そこで住んでいる人しか知らない楽しみ方もあって発見の連続です。

Q群馬のイチオシスポットは

草津熱帯園がおすすめです。とにかく動物との距離が近く、特に大好きなカピバラに餌を与えることができるんですよ。ぜひ足を運んでほしいですね。

Q今後の目標は

今の仕事では、トーク力を学びつつ、自分なりの表現で番組やイベントを盛り上げていきたいです。それとは別に昔から動物が大好きだったので、保護犬、保護猫をゼロにする活動をしたいです。何かできないかと、今年3月に愛玩動物飼養管理士2級を取得しました。人生で一番勉強しました(笑)。譲渡会などに関わっていきたいですね。とにかく殺処分をなくしたいです

Q群馬の ファンにメッセージを

全身全霊いろいろなことに挑戦しながら群馬の魅力を伝え、盛り上げていきたいです。どこかで見かけたら声を掛けてください。一緒にお話をしましょう。

文/林哲也・写真/谷桂

よこづか・さやか

90年みどり市生まれ。フリーモデル。エフエム群馬「WAI WAI Groovin’」火曜の中継レポーターを担当。群馬テレビの県広報番組「ぐんま一番」に出演。LIFESTYLE MAGAZINE「motto」にモデルとして出演。J3ザスパクサツ群馬「ザスパクサツmotto勝利の女神」に今年度就任。昨年から、ぐんま芸人劇団の舞台の主演を務めるなど多方面で活躍。今年6月に県内で撮影した初の写真集「ふしぎ。」を好評発売中。