行楽シーズンは遊園地で(Vol.12)

一番人気のミニレール=桐生が岡遊園地
一番人気のミニレール=桐生が岡遊園地

朝礼が終わると同時に、皆が事務所から一斉に持ち場へと向かっていく。事務所前の自動券売機の稼働準備をしていると、各遊器具の点検が始まる。ミニレールの発車の合図や懐かしい童謡が流れる中、自販機に乗り物券をセットする音を聞くと、「今日も1日がはじまるな」と感じる。

開園時間を迎える頃、待ちかまえていたようにバスが到着。誘導に始まり、受け付けや乗物券の引き渡し、遊具の説明など職員は大忙しだ。

秋の行楽期を迎えた園内は連日、朝から子どもたちの笑顔であふれ、ウキウキした気持ちがこちらにも伝わってくる。何に乗りたいか大声で話してくれるので、人気の乗物も丸わかりだ。

歓声が響き渡る中、忘れ物や落とし物の放送をしていると、あっという間に出発時間に。バスのエンジン音が重く響きだすと、園内に散らばっていた子どもたちが集合し、事務所前は朝と同じそわそわとしたにぎわいをみせる。「楽しかったかな。いっぱい遊べたかな」駐車場へ向かう子どもたちを見送る。バスが坂を下りてゆくと園内は一気に静かになり、ほっと一安心。そんな日々を繰り返している。

にぎやかで慌ただしい遠足シーズン中は、秋のわくわく音楽コンサートやテンションミュージックスクールライブ、沖縄三線ライヴ、創作ダンスやチアダンス公演、フォルクローレ演奏、ゆるキャラフェスなど多彩なイベントが盛りだくさん。

乗物に乗って、音楽を聴いて、ダンスを見て、ゆるキャラに触れて、それぞれ訪れた人が楽しい時間を過ごし、素敵な思い出をたくさん作って帰って欲しい。

 

(公財)桐生市スポーツ文化事業団
公園事業部桐生が岡遊園地係主査
才木 一美 さん
【略歴】71年桐生生まれ。桐生女子高卒。桐生市役所に9年間勤務ののち12年、公益財団「桐生市スポーツ文化事業団」へ入職。4月より桐生が岡遊園地勤務。