今を生きるキミたちにエール! vol.1 内藤聡さん

どんな経験も、前向きのベクトルになる!

新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校で、子どもたちはステイホームを余儀なくされています。外出自粛が続き、ストレスから心の不調を訴える子も少なくありません。そこで、朝日ぐんまでは紙面を通して子どもたちに向けてエールを届けます。今週から、各ジャンルで活躍する県ゆかりの方たちから寄せられたメッセージを不定期で紹介。第1回目は、FM GUNMAの朝の番組「WAIWAI Groovin’」を担当するパーソナリティ内藤聡さんです。

 

パーソナリティ 内藤 聡 さん

どんな経験も、前向きのベクトルになる!

「お母さんの代わりにホットケーキ焼いたよ」「オタマジャクシを飼っています」など、最近は子どもたちがラジオにメッセージをたくさんの寄せてくれるようになりました。素直な言葉に心が和みますね。今、ラジオを必要としている人が増え、「声を伝える」という本来のラジオの使命を強く感じています。
現在、FM GUNMAのスタジオ「クラブエアー」は閉鎖していますが、3、4カ月前よりも電波の向こうにいるリスナーさんと強く繋がっているという手応えがあります。「この子、今笑っているだろうな」とか「入院中で、ちょっと不安そう」とか、不思議と分かるんですよ。一つひとつのメッセージにものすごい熱量がこもっています。医療関係者や飲食店、農家の方々など、みんな何かしら抱えているじゃないですか。その中で絞り出す言葉は、以前とは全く違います。だから、僕も生半可な気持ちでは出来ません。番組でコメントする時も真剣。スタッフとも「密度が濃く、毎日が特番だね」と言いながら声を枯らしています(笑)。
今、子どもたちは本当に大変だし、かなりストレスを感じているでしょうね。でも、プラスに考えれば、こんな経験はなかなか出来ませんよ。辛抱した経験は絶対、前向きのベクトルになってパワーが増すと僕は信じています。
学校が再開しても、すぐには器用に適応できないかもしれません。でも、「入学式ができない」「友だちとも会えない」など様々な経験を経て、以前とは全然違う「自分」になっているでしょう。「楽しいこと、素敵なことが必ず待っているから、ゆっくり焦らず進んでね」 そんなメッセージを贈りたいし、一大人として責任を持って子どもたちを応援していきたいです。
僕自身は自由な時間ができ、家族5人と犬と毎日近所を歩いています。散歩タイムで、少しずつ貯まってきた「こころ貯金」を、色んな形で使える日が来るといいな。皆さんも、「こころ貯金」をしてみてはいかがでしょう。 (聞き手 谷桂)

ないとう さとし/1975年藤岡生まれ。大阪芸術大学在学中、DJとしてデビュー。テレビやラジオなど、全国で活躍。2015年4月から、FM GUNMA「 WAIWAI Groovin’」(月~金曜、午前7時半から同11時まで)のパーソナリティとして3時間半の生放送を担当。明るいキャラクターで、子どもから大人まで大人気。ぐんま観光特使。3児の父でもある