約2カ月ぶりに営業再開へ

 

ボランティアが園内整備
バラ1700株が見ごろに
前橋・カネコ種苗ぐんまフラワーパーク

咲き誇るバラ園の向こう側には、営業再開で池にも水を貯め始めた
再開前に園内整備の手伝いをするボランティアスタッフ
再開前に園内整備の手伝いをするボランティアスタッフ

前橋のカネコ種苗ぐんまフラワーパークは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月から臨時休園していたが、6月1日から営業再開する。
400種1700株の色とりどりのバラが、今まさに見ごろを迎えている園内。甘い香りを放つ中、来園者に少しでも安心して楽しんでもらおうと、再開に向け着々と準備が進められている。
5月29日には、通年で活動する同園のボランティアスタッフ15人が除草など園内の整備に協力=写真。メンバーの高桑道子さん(71)は、「休園中も花や木々の様子がずっと気になっていましたが、きれいになって気持ちがいいですね」と笑顔を見せる。同園広報担当者の入澤貴之さんは、「やっと再開にこぎつけました。春シーズンの休園は、お花を見てもらえず残念でしたが、初夏もお花で一杯なので春の分まで楽しんでください」と呼びかける。
6月1~7日は、地元愛好家による「名作 さつき展」が行われる。樹齢380年を超える古木「大盃」の盆栽などが並ぶ。また、同6~14日では県内の花き業者を支援する「ぐんま花いっぱいプロジェクト~バラ~」を展開する予定。バラの切り花を使った展示即売イベントや青いバラも展示される。
なお、再開の際は、マスク着用、検温、手指消毒の対策を講じたり、温室では一方通行にして室内が密にならないよう配慮するなど、「感染防止対策を徹底する」と入澤さんは話す。入園料、大人720円、中学生以下無料、同園(027-283-8189)
http://www.flower-park.jp/

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