ビデオ通話で高齢者の孤独を解決!(Vol.77)

群馬イノベーションアワードに出場し、「スタートアップ部門」で入賞=ヤマダグリーンドーム前橋
群馬イノベーションアワードに出場し、「スタートアップ部門」で入賞=ヤマダグリーンドーム前橋

「高齢者の孤独を解決する」 高校生の頃、一人暮らしの祖母が自宅で人と交流する機会が少なく寂しさそうにしていた現状にやるせなさを感じ、ならば自分が出来ることをしようと今年5月30日、NPOソンリッサを立ち上げました。

サービスモデルを作るため、まず昨年4月に「地域おこし協力隊」として甘楽町に移住。地域や都会の高齢者など500人以上から実際に話を聞きました。その結果、ビデオ通話を活用して地域の高齢者と孤独を抱えている高齢者を趣味や感性などでマッチングして会話をすることで課題解決もマネタイズもでき、地域にも貢献できるモデルだと分かりました。

現在、事業を実現するためにシニア向けスマホサロンというスマホの基礎から応用まで教える教室や事業の実現化に向けて活動しています。このビデオ通話型シニア相互見守りサービス「EMOTOMO」は10月、九州大学ソーシャルビジネス研究センターが主催するビジネスデザイン全国コンテスト社会人部門で優勝し、先月パリで開かれたソーシャルビジネス国際会議で表彰されました。また、今月2日に前橋で開かれた群馬イノベーションアワードではスタートアップ部門で入賞することが出来ました。

何か物事を新しく始める時は、孤独を感じます。ただ、自分が心の底から「やり遂げる」と決めた事であれば、愚直に行動し続けていく事で突破口は見えてくると思いました。一方で地域で挑戦するには、同じ目線にたったサポート体制がなければ様々な面で厳しく、悩みながら活動している人が多いのも実情です。

今後はビデオ通話型シニア相互見守りサービス「EMOTOMO」を充実させていく一方、長期的なビジョンを明確に描きながら社会で困っている人や苦しんでいる人を「笑顔にできるサービス」を多くの地域に広げられるよう、今以上に活動していきたいと思っています。EMOTOMOやNPO活動に興味を持たれた方、是非、我々の活動にご参加下さい!

 

NPO法人ソンリッサ
理事長 萩原 涼平 さん
【略歴】94年前橋生まれ。2016年に「地域おこし協力隊」として甘楽町に移住。2017年にNPO法人ソンリッサを設立、代表を務める。10月、ビジネスデザイン全国コンテスト社会人部門で優勝、11月にフランス・パリで開かれたソーシャルビジネスの国際会議で表彰されEMOTOMOのプレゼンを行う。今月2日に開かれた群馬イノベーションアワードでは「スタートアップ部門」に入賞するなど、その活動は高い評価を受けている。