今こそスポーツのチカラを活かして!(vol.7)

地域おこし協力隊リレーコラム 地域の魅力を発信!
県内で活躍する「地域おこし協力隊」が日々、取り組んでいる活動や地域の魅力、おすすめのスポットなどを紹介します。不定期連載。

※地域おこし協力隊って何?
2009年、国の事業として創設された「地域おこし協力隊」は、都市部で暮らす人が人口減少や高齢化が進む過疎地域などへ移住し、地方公共団体の委嘱を受け最大3年間の任務中に様々な地域活性化事業に従事。その地域での起業や定着に向けて、必要な知識を学ぶ。県内では、23市町村で98人(2020年2月1日現在)が活躍中だ。農業や林業、製造業などに携わるほか、SNSでの情報発信や特産品開発、イベント企画運営、住民生活支援など、活動は多岐にわたる。なお、県内の隊員の活動情報はポータルサイト(https://chiikiokoshi-gunma.jp/)で発信中!

子どもから大人まで、誰でも気軽に参加できる「前橋トライアスロンフェスタ」=昨年の様子

皆さんにとって、スポーツのチカラとは何でしょうか。きっと十人十色、百人百色の意味があると思います。例えば、健康のための手段であったり、ストレス発散や生きがいであったり。私にとってのスポーツのチカラとは、人と人とのつながりを深め、人生を豊かにするものです。そんなスポーツのチカラを活用して、前橋をより盛り上げるための活動に日々、取り組んでいます。

一般の部 バイク競技風景=昨年の前橋トライアスロンフェスタ

しかし、新型コロナウイルスの影響で今年10月に予定していた第4回前橋トライアスロンフェスタが中止となってしまいました。毎年参加して頂いていた人や、次回も必ず来るねと言ってくれた人のことを思うと非常に残念であり、心苦しく思っています。

そんな中でも、スポーツを楽しむためにバーチャルイベントという新しい取り組みが増えて来ています。前橋市では8月に「あかぎ大沼バーチャルトライアル2020(マラソン)」が開催され予想を大きく上回る人々が参加しました。私も参加させて頂きましたが、自分のペースで出来る自由度やほかの参加者を見つけたときの一体感など今までではできない体験ができ、とても楽しかったです。

一般の部 ラン競技風景

前橋トライアスロンフェスタでも、こんな時代だからこそ何か出来ることはないかと考え、10月に「RUN&BIKE オンライン」というイベントを開催します。これは、運動するためのキッカケ作りや健康増進を目的としたもので、1日でRUN(走る)とBIKE(自転車)の両方を行う複合競技となります。記録測定はスマホアプリなどの記録画像を送ってもらうため自分のペースで競技ができ、複合競技はハードルが高いと思っている方でも参加しやすくなっています。競技自体も個人で行うため、3密の心配もありません。興味のある方は是非、ご参加ください。

このような時代だからこそ、スポーツのチカラで「健康で」「元気に」前橋を一層盛り上げていきます。

※「RUN&BIKE オンライン」の詳細はhttps://mae-tra.com/を参照

前橋市のおすすめスポット

①赤城山
前橋に移住してきて、こんなに素敵な場所があったのかと驚きました。赤城山は日本百名山の一つで、山頂エリアまで自動車で楽々行けます。ランニングや登山、釣り、キャンプ、温泉、グルメ、宿泊と何でもあります。運が良ければ雲海も見られるスポットもあるそうです!

②赤城山古民家 IRORI場 ←new spot!
2019年10月にオープンした古民家の良さを最大限に生かしたお店です。1階が喫茶、2階がゲストハウスになっています。心地良い雰囲気の中、ゆっくりした時間を過ごせる場所です。月一マルシェやワークショップなど、イベントもたくさんありますので是非、遊びに行ってみて下さい。

③豚肉のまち前橋 ←前橋市といえばコレ!
前橋市では、全国有数の豚の産地として多くの銘柄豚が飼育されています!そのため、とんかつや豚丼、豚汁、ホルモン料理など、豚料理を提供しているお店がたくさんあります。前橋に来たらぜひ、豚料理を食べてください!

前橋市 地域おこし協力隊 浜田 元気

東京都小平市出身。大学卒業後、東京の造園会社勤務を経て、2019年9月から前橋市地域おこし協力隊として着任。スポーツ分野を専門として、地域振興を図る活動に取り組む。現在は、前橋トライアスロンフェスタ実行委員会の一員として主に広報やイベント運営などを担当

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