新型コロナ対策グッズ MADE in GUNMA 続々登場

抗菌・涼感・防臭加工、無料刺繍、ふるさと納税
はにわシールド&消毒液用アルコール

湿度が高く蒸し暑い梅雨を経て“熱い”群馬の夏がまもなくやってくる。新型コロナウイルスはまだまだ油断ならない状況の中、対策に役立つ商品が日々誕生している。今週は、夏を快適に過ごせるよう開発された桐生産の夏マスクや、かわいいキャラクターなどをあしらったマスク、ユニークなデザインのフェースシールド、酒造会社が作ったアルコール消毒液など、「メイドイン群馬」のオリジナル対策グッズを集めました。

goods 1 夏マスク・キャラマスク

☑ 涼しげで夏らしいデザインがいい!

織物メーカー独自技術を駆使
周敏織物

桐生の周敏織物は、シャリ感と冷んやりとした清涼感のある綿生地二層構造の接触冷感オシャレマスクを製造販売している。織物メーカー独自の技術で、ファッション性に適した柄をマスク用生地として作った。綿100%で手洗いでき、吸水性、速乾性にも優れる。市松、水玉、矢羽の3種類で各2色。フリーサイズ(大人用)横17㎝縦9.5㎝。ネットショップ(https://stextile3612.
shopselect.net/)のほか店頭販売や電話予約もできる。同社(0277-53-3612)

☑ 「カワイイ」で癒やされたい!

 人気の「わっしー」ワンポイントに
今月5日から運転再開を記念しトロッコ柄も新登場
わたらせ渓谷鐡道

わたらせ渓谷鐡道(みどり市)は、オリジナルキャラクター「わっしー」を刺繍した夏用マスクを販売中。吸水・速乾性のある生地を使用。白、生成、水色、紺の4色でサイズはMとL。「わっしー」のほか、「わ鐵」のロゴマーク柄も。各税込840円。相老駅と大間々駅で販売するほか通販も行っている。

また、同社は、運休中だった「トロッコわたらせ渓谷号」を7月5日から運転を開始する。再開に合わせ「渓谷号」の夏マスクも発売する。白、水色、モクブラック、ライトグリーンの4色でサイズはMとL。各税込1050円。トロッコは窓ガラスのないオープンタイプの列車で、爽やかな風を感じながら渓谷の景色が楽しめる。なお、同社の支援団体「わたらせ渓谷鐡道市民協議会」(佐羽宏之会長)は、「わ鐵の手ぬぐい」を用いた「洗える立体マスク」を障害者サービス事業所「クローバー」(桐生)とともに製造。5日から販売がスタートし、売り上げの全額は同鐡道の収入になる。税込1000円。いずれも同社(0277-73-2110)へ

goods 2 フェイスシールド

繰り返し使える飛沫防護マスク
大泉・サンエイ

断熱材や防音材などの加工販売を手掛けるサンエイ(大泉町)が、繰り返し使えるタイプのフェースシールドを開発。6月12日から販売している。耐久性の高さに加え、額に当たるパッド部分を交換可能にし、夏場、汗や皮脂で汚れた場合でも、スポンジを交換してシールドを清潔に再利用できるのが特徴だ。

同社はこの春、コロナウイルス感染防止のため、飛沫から顔を守る使い捨てタイプのフェースシールドを開発・発売したが、顔を覆うポリカーボネート部分はまだ使えるのに、パッドが汚れたからといって捨てるのはもったいないという声もあったという。それを受け、額のウレタン製パットを着脱可能に改良。繰り返し使える「サンエイフェースシールドⅡ」として販売を始めた。価格は1セット(10個入り、交換用パッド10個付き)8250円(税込)。また、未就学児向けの子ども用「サンエイフェイスシールドfor kids」も販売している。1セット(同)6600円(税込)。購入は同社(0276-63-3611、ホームページ=http://sanei-oizumi.co.jp/)から。

 

これであなたもハニワ顔!
高崎・県立歴史博物館ミュージアムショップ

シンプルなフェースシールドが多い中、愛らしくユニークなグッズも登場。その名も「フェイスシールド ハニワ顔」。ハニワ顔が印刷された見るだけで楽しくなるフェースシールドだ。視野が狭まるので歩行時や作業時の使用には向かないが、「マスクを外さなくてはいけないお食事の時や、飛沫予防をさらに強化したい時、是非ご利用下さい」と担当者。県立歴史博物館のミュージアムショップ店頭とオンラインショップ(https://gunmarekihakushop.stores.jp/)で販売。1000円(税込)。同館(027-346-5560)。

goods 3 消毒用アルコール

医療関係者らに続き、一般向け販売スタート
川場村・永井酒造

日本酒「水芭蕉」や「谷川岳」などで知られる老舗「永井酒造」(川場村)は、手指消毒用の高濃度アルコール「谷川岳アルコール」の販売を行っている。

新型コロナウイルスの感染拡大で消毒液の品薄が続いていた5月、醸造用アルコールを使用した高濃度アルコールの生産をスタート。県内の酒造会社で、消毒用アルコール(アルコール消毒液)を手掛けたのは同社が初めてという。

5月下旬に医療や福祉、介護関係者向けに「谷川岳アルコール77%」(300ミリリットル入り 670円税別)の販売を始めた。さらに、先月1日からは一般向けの高濃度アルコール「谷川岳アルコール66%」(720ミリリットル入り、900円税別)を売り売り出した。いずれの商品にもアルコール度数と「飲用不可」の文字が表示されている。同社の永井則吉社長は「新型コロナウイルスの一日も早い収束を願っています。酒造会社として、感染症拡大の予防に貢献できるよう最善を尽くしていきたいですね」と力強く語る。同酒造(0278-52-2311)へ。

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