鉄道文化むらの「夏限定・釜めし」に行列、前半は完売

次回は8月10日~18日

安中市松井田町横川の鉄道の博物館「碓氷峠鉄道文化むら」(碓氷峠交流記念財団・中島吉久理事長)は8月10日~18日、碓氷峠を舞台にした小説のイラストが描かれた夏季限定の釜めし(1200円税込)を、同園などで販売する。      (谷 桂)

名物駅弁「峠の釜めし」(荻野屋製)の限定品は、イラストレーターのバーニア600さんの描くキャラクター懸け紙に加え、釜の色は同園人気機関車EF63をイメージした「ロクサンブルー」仕様になっている。

7月13~15日に販売したところ、開園と同時に県内外から待ちわびた入場者が行列し、3日間で約700個が完売した。東京から来た伊藤洋介さん(47)は「楽しみに食べたい」と笑顔。同園佐藤勝彦事務局長は、「多くの人に喜ばれ嬉しい。今後も積極的に仕掛けていきたい」と意気込む。

開館20周年記念企画の一環として同園は今後も、季節ごとに異なったデザイン懸け紙の釜めしを販売予定。入園料は一般500円、小学生以下無料。同施設(027・380・4163)。

掲載内容のコピーはできません。