涼を楽しむ 花ハスまつり

遊覧船×古代ハス×世界の花ハス 

館林で15日まで

館林のつつじが岡公園に隣接する城沼で、「夏の城沼花ハスまつり」が行われている。盛夏に涼を楽しめる恒例のイベントで、今年で17回目を迎える。15日まで。

 

期間中は、遊覧船でハスが自生する城沼を巡り、ピンク色の華麗な花を楽しめる=写真右。ハスの花を岸辺からだけでなく、舟で近づいて観賞できるのは全国的にも珍しい。

一昨年、城沼では縄文時代から自生していると考えられる固有の古代ハスが発見された。花弁が少なく葉より低い位置に花が咲くのが特徴で、主に尾曳橋の下から沼の中央部にかけて両岸に群生する様子が護岸から眺められる。

園路に沿って展示される「花ハスディスプレイロード」では、日本や中国、韓国、アメリカ、ネパールなど世界の花ハスを観賞できる。また、つつじが岡ふれあいセンター内にあるSUGAR HILL CAFEでは、まつり期間限定メニュー「花ハスうどん」(756円)=写真左=も提供。同市観光協会の山口幸広さんは「7月の天候不順で例年よりも花つきは悪いですが、今週末には見頃を迎えます。是非楽しんで」と呼びかける。

入場無料。遊覧船は一般800円、小学生以下300円。遊覧船と花ハスうどんのセットは1500円。同協会(0276・74・5233)。

掲載内容のコピーはできません。