企画展「同居いきもの図鑑」を開催中

ゴキブリやネズミカメムシヒル

身の回りに住みついているけど、
 ちゃんと見てない生き物がイルイル!

富岡の県立自然史博物館来月1日まで

富岡の県立自然史博物館は、9月1日まで企画展「同居いきもの図鑑」を開催中だ。

同展はゴキブリやネズミ、カメムシ、ヒル、ダニ、サナダムシといった、ヒトやペット、家など身の回りに住みついているけれど、「あまり見たくない生き物たち」の生態への理解を深めてもらおうと企画。

特設ブース「Gホイホイハウス」では、ゴキブリの20倍拡大模型を展示。隣接して500匹以上の展示やVRも用意している。さらに、巨大な蚊ヒトスジシマカ=写真=やネズミ、ヒルの巨大模型なども並ぶ。見るだけでなく、、触ったり嗅げるなど飽きさせない工夫が凝らされている。

埼玉県熊谷市から友人と来館した岩上拓哉さん(26)は、「普通見たくない分野にスポットを当てたのは凄いこと」と感心していた。同館教育普及係の静野聡主幹は、「身近な生き物も生態系の一員。上手に付き合っていきたいですね。ぜひ、夏休みに家族で遊びに来て下さい」と呼び掛ける。一般720円、大高生410円、中学生以下無料。同館(0274・60・1200)。

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