館林「里沼（SATO-NUMA）」
日本遺産認定記念公演 15、16日
館林の「里沼（ＳＡＴＯ‐ＮＵＭＡ）」が日本遺産に認定されたことを記念した公演「能とオペラの響宴」が15、16日、同市文化会館カルピスホールで開かれる。
日本遺産とは、観光資源として活用するため地域に点在する文化財を一つのストーリーに仕立てまとめたもの。同市は生活や文化と密接的な「里沼」を広く発信しようと作成し、５月に認定を受けた。同公演は茂林寺沼、城沼、多々良沼をそれぞれイメージした「祈り」（15日午後６時半、３千円）、「守り」（16日同１時半、２千円）、「実り」（同６時半、３千円）の３ステージ構成。各公演とも、能楽師の下平克宏さん＝写真＝による能と、テーマに沿って制作した映像を背景に群響アンサンブルが音楽を奏でるオペラのセット。「祈り」では同市出身オカリナ奏者・宗次郎さん、「守り」ではサキソフォックス、「実り」では歌手・米良美一さんも登場。全席指定。ＳＡＰ（03・６９１２・０９４５）へ。