児童養護施設を招待

軽井沢おもちゃ王国

軽井沢おもちゃ王国で10日、震災遺児などを無料招待する「おもちゃ王国の休日」があり、県内外17の児童養護施設から361人が訪れた。子どもたちは遊具を楽しみ、カレーなどの振る舞いに舌鼓を打った。
子どもたちに豊かな人間関係を結ぶ機会にして欲しいと同王国などが18年前から毎秋開き、今年は地元企業など88社が協賛し菓子やおもちゃなどをプレゼント。焼きそばを頬張っていた男児は「乗り物はみんな楽しい。観覧車からハムスターの家が見えた」とご機嫌。女児は引率者が「来てよかった?」と問うと力強く頷いた。

「フランシスコの町」(高崎)総括主任の大野賢寿さんは、「どの子も楽しみにしていて今日はニコニコ。感謝の一言です」。軽井沢学園(長野)の指導員高島侑さんは「子どもたちに手を引かれ通し。子らが多人数と接することに慣れるにもいい機会」と話した。同王国営業企画の二宮くみさんは「年々参加者が増えている。子どもたちにも引率者にも楽しんでもらいたい」と話した。

掲載内容のコピーはできません。