朝日ぐんまスタッフ@FM GUNMA 記事の朗読に挑戦

FM GUNMAの人気講座「アナウンスセミナー」でレッスン体験

新聞記事の朗読にレッツ・トライ!朝日ぐんまでは、12月末からホームページ上で、記事の朗読「聞く新聞」の提供を始めます。それに先立ち先月、弊社スタッフ6人はFM GUNMA(前橋市若宮町)が主催する「アナウンスセミナー」を受講しました。

アナウンスセミナーは、アナウンサーなど経験豊かな「声のプロ」から、滑舌や発音、話し方、朗読、ビジネスマナーなどが学べる人気の講座です。

当日はアナウンサーなどを歴任し現在、同セミナー専任講師として活躍する高橋のりこさんが、弊社向けに特別講座「原稿読み」を適確に、ユーモアいっぱいにレクチャーしてくれました。

「皆さん、話し言葉と書き言葉の大きな違いって分かりますか。音声言語は消しゴムが使えません。だから言葉選びが重要なのです」 高橋講師の発した最初の一言にハッとするスタッフ6人。「例えば、『おしょくじけん』。汚職事件とお食事券という複数の聞き取りができますよね。同音異義語は注意ポイントですよ」と分かりやすく説明してくれる。「なるほど!」と全員が納得。
 その後、「聞きやすく、内容が伝わりやすい読み」が出来るように、まず基礎になる呼吸法や発声法などを順序だててレクチャー。「母音の発音が不明瞭だと聞こえにくくなるので、しっかり意識して口を動かして下さい」、「抑揚や間に気を配ること、そして何より笑顔でリラックスしながら話すと内容が伝わりやすくなりますよ」など具体的に指導してくれるのがうれしかったです。

そして、いよいよ実践へ。声に出して読む原稿は、朝日新聞社熊谷潤前橋総局長が10月に執筆した総局長日記「根拠」の2段落、約250文字です。各自で練習した後、全員の前で一人ずつ音読しましたが、適度な緊張感が漂い、ちょっとドキドキ。「良い声ですね。でもぶつぶつ切れているのが気になりました」「もっとニコニコすると明るい声になりますよ」など優しい中にも鋭い指摘。
レクチャーは約1時間半。「知らないことばかりで勉強になった」「原稿読みだけでなく、日常生活にも役に立つ」「自分の話しグセが分かって良かった」などなど。目から鱗が落ちる体験に、全員大満足で帰路に着きました。

同社アナウンス事業室の川上直子室長は、「自分の声に磨きをかけ、相手に伝わりやすい話し方を身につけると毎日がイキイキしてきます。話し方の基礎を学びたい、人前でも自分の考えをしっかりと伝えたい方、一緒に学びませんか」と呼び掛けます。
なお、同セミナーは、「トーク&ナレーション講座」(水曜・午前10時半~)、「アナウンス講座」(木曜・午後7時半~、土曜・午後6時半~)「朗読講座」(第2・4土曜・午前10時半~)を開講中。同社アナウンスセミナー事務局(027-230-1885)へ。

掲載内容のコピーはできません。