前橋の画家・金井さん 個展

シャクヤク、チューリップ、バラなどを描いた約30点発表

高崎で個展 21日まで

「なぎさの線のままならず」(2018年)

独立美術協会などで活躍する画家・金井訓志さん(68=前橋)の個展「なぎさの線のままならず」が、高崎の高崎高島屋アートギャラリーで21日まで開かれている。

金井さんは渋川高校卒業後、太平洋美術学校で油絵を学ぶ。卒業後、独立展を始め、国内外の美術館やギャラリーで精力的に作品を発表。渡欧し、「貼金テンペラ技法」を習得、輪郭線に金箔を用いた独自の表現を確立する。カラフルな色遣いによる自然や人物描写はスタイリッシュで、高い評価を得ている。

今展ではシャクヤクを始め、サクラやチューリップ、バラなどをモチーフにした近・新作約30点を発表。会場には、ポップで色鮮やかな花々の作品が並ぶ。午前10~午後7時(最終日は同2時まで)。入場無料。同ギャラリー(027-330-3956)。

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