製糸場をレゴで再現

富岡で12月13日まで

世界遺産に登録されている自然や建造物などを、プラスチック製の組み立てブロック玩具「レゴブロック」で作成した作品展示を行うイベント「PIECE OF PIECE 『レゴ®ブロック』で作った世界遺産展PART‐4」が、富岡製糸場で開かれている。12月13日まで。

世界遺産を身近に感じてもらおうと2003年に始まり、全国各地やアジア圏でも巡回展示されてきた。群馬初開催となった今回、万里の長城や屋久島など全部で50の文化遺産や自然遺産が、小さなブロックで再現されている。

富岡製糸場の「西置繭所」のグランドオープンを記念した同展では、場内に建つ3つの国宝(西置繭所、東置繭所、繰糸場)をはじめ、煙突や植栽、門など、細かいところまで精巧に再現=写真。同製糸場課の田嶋伸彰課長は、「子供から大人まで幅広い世代に人気があり親しみのあるレゴブロックで28カ国50作品の世界遺産が表現されております。富岡製糸場で小さな世界旅行をお楽しみください」と呼びかける。

同製糸場内の西置繭所・多目的ホールとブリュナ館(首長館)の2カ所に分けて展示。製糸場とのセット料金一般1400円、大高生600円、小中学生400円。同製糸場(0274・64・0005)。

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