ジンズ田中CEO×スノーピーク山井会長

前橋商工会議所

右から、ジンズホールディングスの田中CEOとスノーピークの山井会長、ファシリテーターの渡邉経営委員

前橋商工会議所青年部緑水会は先月26日、アウトドアブランドを手掛けるスノーピーク(新潟県三条市)の山井太会長と、アイウエアチェーンのジンズホールディングス(前橋市)の田中仁CEOによる講演会を前橋商工会議所で行った。会場では約100人の企業経営者が真剣に耳を傾けた。

「地域の価値を世界へ!」と題した対談では、コロナ禍の経営の厳しさについて山井会長が「ユーザーや社員を守るため、4、5月は全店を閉店。倒産の確率は30%と覚悟したが、その後7月以降は前年比135%になった」と振り返った。田中CEOも「売上が減少して会社がつぶれるかもしれないと思ったが、でもこういう時こそ変われるチャンスなんだ、ピンチを生かそうと内心ワクワクした」と語った。
ファシリテーターの渡邉辰吾経営委員が地域貢献について質問すると、山井会長は、三条商工会議所の副会頭を務めるなど地元のために力を注いできたことを紹介しながら「地域が良くならないと我々も良くならない」と力を込めた。田中CEOは、「地域にもビジネスに対しても本気になったら、絶対に成長できる」と強調した。

※当日の講演は、動画投稿サイト「ユーチューブ」でも生配信され、現在はアーカイブを見ることができる。
https://youtu.be/jhZdUSBtvSY  同会議所(027-234-5111)。 

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