災害と復興の歴史を体感して 鎌原鬼押出し園ジオツアー 浅間山北麓ジオパーク

5~7月の毎週日曜日開催

浅間山ジオパーク推進協議会は今月から7月までの毎週日曜、浅間山北麓ジオパーク内の旧鎌原(かんばら)村(現嬬恋村)と鬼押出し園を巡る「鎌原鬼押出し園ジオツアー」を開催する。1783(天明3)年の浅間山大噴火によって引き起こされた土石なだれで土砂に埋め尽くされた同村。災害と復興について学べる「鎌原観音堂」や「嬬恋郷土資料館」、噴火の際に流れ出た溶岩流「鬼押出し溶岩」などを巡るツアーは、見どころがいっぱいだ。

嬬恋村吾妻川流域以南と長野原町全域を含む同ジオパークは、浅間山の火山活動によってつくられた大地に暮らす動植物や人々の歴史・文化を体感できる場所で、2016年9月に日本ジオパークに認定。担当者は、「奇岩鬼押出し溶岩と奇跡の復興を遂げた鎌原をぜひご覧ください」と語る。当日参加可能。定員20人。希望者は午前9時、嬬恋村地域交流センターに集合。約3時間の行程。参加費1750円(ガイド料・施設利用料含む)。動きやすい服装でマスク持参。同事務局(0279-82-5566)。

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