1日8組限定の「森泊」

自然に溶け込むキャンプ体験     渋川・赤城自然園

渋川の赤城自然園で、施設内の広大な森の中にあるキャンプ場「森泊フィールド」が今年もオープン。6月から利用スタートとなる。

赤城山西麓に位置する同園の敷地は約120㌶。そのうちの約30㌶を、静かなキャンプが楽しめる「森泊フィールド」として、2018年から開放している。

利用は1日8組限定で、「カタクリ」「シャクナゲ」「オオタカ」「アカゲラ」など、花や野鳥の名前が付けられた11のサイトがある。木々に囲まれた各サイトはそれぞれ50㍍以上離れているため、森の中に溶け込んだような自分だけの空間を楽しめるのが魅力。

施設は水場と簡易トイレのみ。自然に負担をかけないフィールド作りで、人工物は最小限におさえられている。同園は「いたれりつくせりのキャンプ場とは真逆だが、風の音や星空、野鳥の声を楽しんで」と話す。

利用は6~11月の金・土・祝前日。申し込みは利用日の2カ月前から窓口かファクスで受け付ける。料金は1人3000円、中学生以下は無料。1サイトの利用は6人まで。アウトドアチェアやテーブル、薪、炭、焚き火台などのレンタルも。問い合わせは同園(0279・56・5211)へ。

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