懐かしの遊園地「カッパピア」が文房具で復活 高崎・アサヒ商会

オフィス用品などを手掛けるアサヒ商会(高崎市問屋町)は、かつて高崎市にあった遊園地「カッパピア」がデザインされた文房具を発売。同社直営の文房具専門店「Hi‐NOTE(ハイノート)」高崎店、伊勢崎店、前橋店=写真㊤=や、オンラインストアなどで販売している。

カッパピアは同市の観音山丘陵に存在した遊園地。1962(昭和37)年に上信電鉄が「高崎フェアリーランド」として運営を始めた。69(同44)年には流れるプールを主体とした「水の国カッパピア」を増設。その名称が同園全体の呼び名として定着した。多くの子どもたちに愛され、最盛期には年間60万人を集客するなどしたが、2003年に惜しまれつつ閉園した。

商品は、ペンポーチ、ステッカー、マスキングテープなど7種類=同㊨。価格は260~990円で数量限定。人気のためすでに完売したものもある。同社によると購入者は「かつてカッパピアを楽しんでいたであろう年代の男性」が多いそうだが、レトロで可愛らしいデザインが若い世代にも好評だという。

また、発売記念として31日まで、カッパピアの思い出や、当時の写真にハッシュタグ「#カッパピアと私」を付けて投稿するツイッター企画を展開中。
問い合わせはハイノート高崎店(027・363・1112)へ。

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