召し上がれ 果樹園のりんごスイーツ

リンゴのおいしい季節がやってきました。県内でも沼田、みなかみ、渋川、川場、中之条など各産地で直売や加工品の販売が始まっています。リンゴといえば多彩なスイーツも人気。今週は、パイやバウムクーヘン、クレープなど、県内でリンゴを栽培している農園のオリジナルスイーツを紹介します。

🍎月夜野リンゴがぎっしり

みなかみの 阿部りんご園
《アップルパイ》

みなかみ町月夜野地区の阿部りんご園。自園で収穫した「ふじ」や「紅玉」などをふんだんに使った自慢の「アップルパイ」は、園主の阿部直樹さんが考案したこだわりのレシピで毎日製造。食感や、リンゴと生地との味のバランスを重視し、何度も試作を重ねたという。素材本来の味を生かし甘さは控えめ。カフェを兼ねた直売所(水曜定休、9~11月は無休)で年間を通して販売する。定番はレーズン入りだが、レーズン無しもある。1ホール(21㎝)税込3200円、1カット(8分の1)同400円。同園(0278-72-5006

🍎旬の紅玉は期間限定

川場の 宮田果樹園
《果樹園のアップルパイ》

川場村の宮田果樹園では、同園で採れる旬のリンゴを使った、片手で食べられるオリジナルアップルパイが人気だ。味は、「プレーン」「シナモン」の2種類。「プレーン」は大き目にカットされたリンゴが入っており、食べ応え十分。「シナモン」は薄くスライスしたリンゴとシナモンがよくからまっていて、アップルパイ好きに好評だ。あかぎ、陽光、シナノゴールド、ふじなど、その時に収穫できるものを使い、品種ごとに個包装。今月中旬からシーズンを迎える「紅玉」のパイを10日頃から期間限定販売(予定)。税込240円。同園(0278-52-2700

🍎バターと砂糖であめ色に

渋川の 中之条ファーム(中之条ガーデンズ内)
《林檎のパンケーキ》

四季折々の花が楽しめる中之条ガーデンズでは、園内の農園「中之条ファーム」で栽培するリンゴを使ったオリジナルスイーツを直営レストラン「美野原食堂」のカフェタイム(午後2~4時)に提供している。おすすめはプレーン味のパンケーキに、あめ色のリンゴソテーを載せた「林檎のパンケーキ」。リンゴはバターでソテーし、焦げ目が付いたところへ水と砂糖を加え丁寧に煮詰めている。素材の味を生かすためシンプルな味付けだ。このほか、リンゴのコンポート(シロップ煮)と白玉を合わせ、リンゴのソースをかけた「林檎の白玉」も。各税込500円。中之条ガーデンズ(0279-75-7111

🍎リンゴ丸ごと1個 「 おもてなし」金賞も

沼田の 原田農園
《はらだのクーヘン》

季節ごとに味覚狩りが楽しめる沼田市の原田農園では、園内の工房で製造するリンゴ入りバウムクーヘン「はらだのくーへん」を販売。中心に国産の「ふじ」のシロップ漬けが丸ごと入っている。同園の人気アップルパイ「はらだのぱい」をしのぐ勢いで全国からの注文も増えているという。日本の“おもてなし心”あふれる商品に贈る「おもてなしセレクション2020」で金賞を受賞。直径約12㎝、税込1300円。直売のほかネット通販でも購入可能。同園(0278-22-3991)。

🍎元パティシエの本格スイーツ

渋川の 萩原リンゴ園
≪農家のアップルパイ≫

渋川市川島の古民家(母屋)で三角形のアップルパイ(税別260円)を作っているのは萩原りんご園。同園の旬のリンゴを甘さ控えめに煮込み、サクサクとしたパイ生地で包む。現在は「紅玉」(11月ごろまで)をメインにシナノドルチェや秋映、あかぎなどの品種を使用。亡き父の跡を継いだ園主の萩原久志さんは元パティシエ。「ゴロゴロっとした食感を楽しんで」と話す。通常は同市「上州・村の駅」や吉岡町の「JAファーマーズ野田宿店」(土日祝日のみ)で販売。三角パイのほか直径20㎝のホールパイ(同2800円)、ガトーショコラ(同190円)も人気。母屋で直売は事前予約のみ。同園(0279-23-9665

🍎無添加の素材で 体に優しい

沼田の 染谷りんご園
《りんご屋さんのクレープ&パイ》

沼田市の観光農園「染谷りんご園」では、5年ほど前から販売する「りんご屋さんのクレープ」(税込500円)が人気だ。園主の染谷真さんが「お客さんがその場で食べて楽しめるものを」と考案。「体に優しく」「素朴なおいしさ」をモットーに、生地は厳選した県産小麦と卵を使用する。メイン具材は自家製煮リンゴ。自園で収穫した実を、砂糖を使わず丁寧に火を通す。「紅玉」だけで作った酸味のあるジャムもたっぷり入った贅沢な一品。リンゴとサツマイモで作った餡(あん)入りクレープもオススメ。さらに、先月からは「りんご屋さんのパイ」(同350円)も新登場。同園(0278-23-0047

🍎果樹園ならではのボリューム

川場の 果樹園とカフェ ティア・ツリー
《完熟りんごたっぷりアップルパイ》

50年以上続くリンゴ園が経営する川場村のカフェレストラン「果樹園とカフェ ティアツリー」。パイを作るために育てた自慢の「紅玉」をふんだんに使ったアップルパイの特徴は、果樹園ならではのボリューム。中身の煮リンゴは、リンゴのブランデー「カルバドゥス」で香り高く仕上げた。また、酸味に加え、リンゴ独特の香りと甘さが際立つ。生地はクリームチーズとバターで練ったアメリカンパイ。カフェではカットしたもの(税込660円)を提供。ホール(直径15㎝)のテイクアウトや通販も行っている。カフェの営業は4月中旬から11月末までの金土日祝日のみ。同園(0278-52-3556

■県内の主なリンゴ園の情報
●沼田市観光協会(0278-25-8555) ●みなかみ町観光協会(0278-62-0401) ●渋川市観光課(0279-22-1111) ●川場村観光協会(0278-52-3412) ●中之条町観光協会(0279-75-8814)

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