「乳がんに関心を持って」ピンクリボン運動をPR 高崎・赤尾商事

10月は乳がん啓発月間

10月の「乳がん啓発月間」に合わせ、赤尾商事(高崎市上佐野町、赤尾佳子社長)は早期発見や検診の大切さを伝えるポスターと動画を制作し、同社のガソリンスタンドや動画投稿サイト「ユーチューブ」公式チャンネルで広く発信している。 (中島美江子)

 

早期発見や検診の大切さ
動画&ポスターで発信中!

乳がん啓発PRポスター

ガソリンスタンド運営などエネルギー関連事業を展開する同社は「女性が活躍する会社」をビジョンに掲げ、乳がん啓発活動「ピンクリボン運動」を積極的に推進している。昨秋は乳がんと闘う母子を描いた絵本約60冊を県内の図書館や病院などに寄贈。今秋は「乳がん検診に行く日。今日必ず決めて下さい」というキャッチコピー入りのポスターと、社員16人のインタビューを収録したオリジナル動画2本を作った。

動画ではピンクリボン運動に関する質問に対し、「正直、どんな運動か知らなかった」「9人に1人がなる病気、他人ごとじゃない」「奥さんや娘に検診を勧めたい」など一人ひとりが真摯に答えている。出演した青山郁美さん(50)磯崎可菜さん(29)は、「動画をきっかけに一人でも多くの人に関心を持ってもらえたら」と口をそろえる。一方、動画制作やインタビューを担当した関口記代さん(43)は、「新人からベテランまで、それぞれが抱いている思いや体験談を率直に語っていますので是非、視聴して下さい」と呼びかける。

同社はピンクリボン月間に合わせた啓発活動に加え、希望する女性社員の検診費用を全額負担するなど継続的な支援も行う。今年初めて検診を受けた望月那奈さん(25)と土屋笑さん(23)は、「最初はハードルが高く感じられましたが、得られる安心感の方が大きい」と笑顔で語った。赤尾社長(59)は、「一番大切なのは乳がんについて広く深く知ってもらうこと。社内の意識を高めながら、引き続き早期発見や検診に繋がるような活動を続けていきたいですね」と意気込む。

動画は同社のガソリンスタンドや「ユーチューブ」公式チャンネルで視聴可同社(027・323・4884)

 

オリジナル動画のQRコード
VOL.1=左、VOL.2=右

 

 

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