親子で楽しめる多彩な講座を開催[ Ota子育てのWA ]

詳細はLINE公式アカウント参照

未就学児の親子を対象に様々な講座を開催している子育て支援団体「Ota子育てのWA」。「ママだけ、子どもだけではなく、親子で楽しめる講座があれば」と同時期に出産したママ友7人が中心となり2017年に設立。口コミで広まり、今では講座の受付窓口である公式アカウント(LINE@)の登録者数は400人を数える

 

太田市宝町にある拠点施設「ぷらーな」や市内の公共施設を会場に月10~20の講座を開催。ヨガやリトミックなどの運動系から、食育や育児法についてのお話し会、ハンドメイドのワークショップまで幅広く、すべて子連れで参加できる。働く人でも参加しやすいように土日開催の講座が多いのも特徴だ。コロナ禍で施設が使えない時も、オンライン講座で活動を継続。医師を招いてコロナウイルスとワクチンについての講座を開催した際には対面とオンライン合わせて100人を超える参加希望があった。

11月23日に太田市九合行政センターで開催された親子チアダンスには、0歳から4歳の子どもを連れた親子4組が参加。準備運動とポーズのレクチャーを受けた後、ポンポンを持ち音楽に合わせてダンスを楽しんだ。最初は恥ずかしがっていた初参加の子どもも、アットホームな雰囲気に引き込まれ、最後は笑顔でポーズを決めていた。

講師を務めた小山美咲さん(30・太田市)は、群馬クレインサンダーズの元専属チアリーダー。講師は小山さんのように出産前のキャリアを生かして活躍する現役ママが多く、「同じママ同士なので参加者と講師の距離が近く、子育ての情報交換もできるのが魅力」と小山さん。自身も他の講座に参加したり、2歳の娘を連れてレッスンを行うこともあるという。

長女・由蘭ちゃん(3)を連れて参加した日髙由美恵さん(36・太田市)は、「娘がダンスに興味を持ち始めたので参加してみたが、とても楽しそうに取り組んでいた。親子で一緒に身体を動かせるのがいい」とにっこり。12月は16講座を予定。子育て中であれば誰でも参加できる。また、毎週木・金「ぷらーな」内で米粉を使ったマフィンやサンドイッチを販売するテイクアウトカフェ「米粉のおやつ なないろ」がオープンする。 (林道子)

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