2年ぶりの舞台へ!前橋第九合唱団 心一つに「歓喜の歌」

ベイシア文化ホールで25日

前橋第九合唱団(山田哲夫団長)第49回演奏会が今月25日前橋市のベイシア文化ホールで行われる。 昨年はコロナ禍で中止となったため、2年ぶりの開催。神奈川フィルハーモニー管弦楽団名誉指揮者・現田茂夫さんの指揮のもと、群馬交響楽団、前橋出身のバリトン今井俊輔さんら4人のソリストとともに、ベートーベン「交響曲第九番」を歌い上げる=写真は過去の様子

同合唱団は1973年発足。毎年5月に団員を募って結成し、練習を重ね師走の本番に臨んできた。しかし昨年は、コロナ下で結成48年の歴史の中で初めての中止となった。今年も、距離を取らなければならない規制のため、例年は200人を超える団員が、80人程度しか舞台に上がることができない。練習にも制限がある中、一人一人の団員が、少ない人数でも合唱の質を高めようと努力を重ねてきたという。団長の山田さんは「来年は50回の記念公演。前橋から第九の火を消さないために、ぜひ多くの方々に聞いてほしい。『世界に平和を』というベートーベンの思いを皆さんに届けたい」と話す。開演は午後2時。SS席4500円、S席4000円、A席3000円、B席2500円。高校生以下各500円引き。同団事務局(027-224-7331)。

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