黒の世界 濃密な線画で表現 

「耽溺」(2018年 撮影・岡野圭)

ましもゆきさんの個展
あす26日からヤマトギャラリー

黒の線画で濃密な表現世界を創造する前橋のアーティストましもゆきさんの個展黒を抱(だ)く」があす26日から同市古市町のヤマト本社1階ギャラリーホールで開催される。昨秋受賞した企業メセナ群馬芸術文化奨励記念展で郷里での個展は初めて。

東京造形大で学んだましもさん(84年~)は卒業後、県内外で作品を発表。花や蛾、鳥などをモチーフにインクとペンで描く白黒の線画は繊細で、高い評価を得ている。

今展では約20点を発表。同社の木下直也広報室長は「白黒のシンプルな色と緻密な線で描かれた作品は見る人の想像力を大いに掻き立てます。豊潤なモノクロームの世界を会場でご覧下さい」と話す。入場無料4月10日まで土日祝休館(26、27、3月19、20、4月9、10日開館)。なお、26日午後2時から同社でましもさんと東京2020オリンピック自転車競技MTB XCO代表の今井美穂さんの対談会を開く。司会はFMぐんまアナウンサー市川まどかさん
同社(027・290・1800 詳細はHP=https://yamato-se.co.jp/へ。

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