カナダと赤城の空をつなぐ 国際交流イベントに600人/赤城SUN do

オーロラと音楽、アート、フードを楽しむ

カナダ・ホワイトホースの空に出現したオーロラの映像が、赤城神社で中継

カナダのホワイトホースと前橋市の三夜沢赤城神社を中継して、オーロラ鑑賞や音楽、アート、フードなどを通して交流をするイベント「赤城Sun Do~ふたつの空と太陽の道~」(主催・赤城 Aurora60実行委員会)3月19日三夜沢赤城神社(眞隅田吉行宮司)で初開催された。

透き通ったボーカルで歌声を披露するEGO-WRAPPIN’ヴォーカリストの中納良恵さん
国内外で活躍する彫刻家、西島雄志さんの立体作品「真神」

杉の古木が佇む鎮守の森では、プロジェクションマッピングとともに、実行委員の杉江好平さん(ホワイトホース在住)らによって、自然豊かなカナダの空が大きく映し出され、オンラインによるガイドツアーも実施。午後5時過ぎに、オーロラが出現すると、参加者から拍手が起こった。

音楽ライブでは、透明な歌声が人気のEGO-WRAPPIN’ヴォーカリストの中納良恵さんなど6組のアーティストが野外空間で透明感のある音楽を放った。アートでは、国内外で活躍する彫刻家、西島雄志さんの立体作品「真神」が展示されたほか、インスタレーションやライブペインティングも行われた。西島さんは、「自然の中で作品が負けてしまうと心配したが、気高く偉大な雰囲気を纏った『神』的なものを視覚化した作品が、むしろぴったりとはまってうれしい」と話した。市内から参加した女性は「音楽もアートも食べ物も全て面白くおいしいものしかなかった。赤城の新たな魅力を発見しました」と語った。イベントの最後には、実行委員長で電気工事会社ソウワ・ディライトCEOの渡邉辰吾さんが「皆さんや神社の協力があり、成り立つことができました」と感謝の言葉を述べた。

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