お殿様ゆかりの武具や絵画

高崎の県立歴史博物館 6月5日まで

稲妻の鎧(頼政神社所蔵)

高崎の県立歴史博物館では、春の特別展「高崎藩のお殿様‐大河内松平家の至宝」を開催中。同館の所蔵品を中心に、刀剣や甲冑、絵画など大河内松平家ゆかりの資料を展示するほか、中山道の要衝として花開いた当時の高崎の文化や人々について紹介する。6月5日まで。

「高崎のお殿様」と言えば、江戸時代の後半、10代170年にわたり高崎藩を治めた大河内松平氏。今展では、「お殿様と家臣団」「近世高崎の人々のすがた」「幕末の動乱と高崎藩」の3つのテーマで紹介。鎧や刀などの藩主ゆかりの品や家臣との交流がうかがえる資料、藩主や高崎の文化人たちが残した書画、尊王攘夷を訴える水戸天狗党と高崎藩の戦闘を描いた下仁田戦争絵図などを展示する。観覧料一般500円、高大学生250円、中学生以下無料。午前9時半~午後5時。月曜休館。問い合わせは、同館(027・346・5522)へ。

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