建築設計コンクールで上位賞を受賞

群馬日建工科専門学校の成田麗未さんと春山亜有香さん

「第16回学生課題設計コンクール」で金賞に輝いた成田さん(右)と「第10回ぐんま 街・人・建築大賞 顕彰式・記念祭」で銀賞を受賞した春山さん=前橋市の群馬日建工科専門学校

今春、「第16回JIA北関東甲信越学生課題設計コンクール2022」(3月27日)が開かれ、群馬日建工科専門学校(前橋市南町)建築インテリアデザイン科卒、現・建築設計研究科の成田麗未さんが最高賞の金賞に輝いた。また、ぐんま街・人・建築顕彰会による「第10回ぐんま 街・人・建築大賞 顕彰式・記念祭」(4月16、17日)で同建築インテリアデザイン科2年の春山亜有香さんが銀賞を受賞。同校はハイレベルな建築設計コンクールで連続上位入賞の快挙を果たした。

「第16回JIA北関東甲信越学生課題設計コンクール2022」に「あたらしい住まい方」をテーマとした作品を発表した成田さんは、「賞として目に見える形で評価して頂けたことをとても嬉しく感じます。この作品のおかげで、自分が本当にやりたいことを見つけることができました。大きな目標ではありますが、人々がよりヒトらしく自由に生きられる世の中を、建築を通してつくっていきたいです」と笑顔を見せた。

一方、「第10回ぐんま 街・人・建築大賞 顕彰式・記念祭」に、「おうち時間を楽しむこと」をテーマにした作品を発表した春山さんは、「今回の栄誉は、これまでに自分を指導して下さった先生方と、互いに切磋琢磨し合った友人らのお陰であると実感しております。今回の受賞で終わりではなく、学校生活で得た知識や経験を活かしつつ、もっと沢山の人に評価していただける作品制作をしていきたいですね」と力強く語った。

連続上位入賞を果たした同校の山田桐子副校長は「学生が教員と一緒に試行錯誤しながら、何度も話し合い一生懸命に制作した作品がこのような大きな賞を頂き、ご評価頂けたことに大変感謝しております。今後も学生の立場に合わせた指導に力を入れていきたいです」と話す。同校(027-226-7337)へ。

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