チェコの伝統工芸「藍染め」 暮らしの中に取り入れて

高崎で6月1日から展示会

高崎の展示会では、スカート、パンツなどのウエアやバッグ、クッションカバー、ポーチなどの小物を展示販売。写真はドルマンシャツジャケット(男女兼用)

チェコの伝統的な藍染めを広く発信するブランド「Violka(ヴィオルカ)」(東京都渋谷区、小川里枝代表)は、6月1~7日、高崎髙島屋5階特設会場で展示会を開催する。会場には、深い藍色を基調とした爽やかでモダンな柄のウエアや小物など約40品目200点以上が並ぶ。

チェコの藍染めは、凸版の版木を使って白抜きにしたい部分の布地に防洗糊を置いたのち染料に浸す型染めの一種。2018年にはチェコを含む中欧5カ国の同技術がユネスコ無形文化遺産に正式に登録された。小川さんはおよそ20年前、チェコで出会った藍染めに魅了され、14年に日本で同ブランドを立ち上げた。現地の工房から生地を直輸入し、日本の生活に溶け込むアイテムを制作している。小川さんは「日本人の心にも響く、チェコのモダンな藍染めを身近に楽しんで」と呼びかける。問い合わせは公式HP(https://violka.handcrafted.jp/)へ。

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