美しい中秋の名月を楽しむ

コンサート、影絵、夜の庭園で…

「中秋の名月」と呼ばれる旧暦八月十五日の月は、一年で最も美しいとされており、古くから月見を楽しむ習慣が続いています。今年の十五夜は9月10日。県内で開催される「お月見」イベントの情報をご紹介します。

●御殿のお月見会
甘楽・国指定名勝「楽山園」

10日、午後5時半~午後8時。月灯りが降り注ぐ大名庭園に、邦楽の音色が流れロウソクの灯りがゆらめく。抹茶とお月見会限定生菓子(1服400円、先着120人)の茶席も。入園料300円、中学生以下無料。雨天中止。同町教育委員会教育課(0274-64-8324)。

●十五夜お月見会~影絵と双眼鏡で楽しむお月様~
館林・鷹匠町武家屋敷「武鷹館」 

10日、午後7~8時。市指定重要文化財の武家屋敷で、幻想的な空間を楽しむ。お月様、民話、童謡を題材とした影絵の展示や、天体双眼鏡を使った月の展望会、十五夜のお供え展示など。入館無料。武鷹館(0276-74-4111)。

●お月見コンサート~秋の夜風に吹かれて~
高崎芸術劇場ガーデン(屋上広場)

14日、午後6時~8時。美しい月と心地よい音楽で、ひと足早い芸術の秋を堪能。ガーデンの特設ステージで、ギターの草場学さん、フルートの浅沼春香さんが、エルガー「愛の挨拶」ほかを披露する。先着100人にお月見団子のプレゼントも。入場無料。雨天の場合は会場を音楽ホールに変更。同劇場(027-321-7300)。

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