商売繁盛・報恩感謝 えびす講

桐生 高崎
19,20日

商売繁盛の神様「えびす様」にちなんだ秋の風物詩「えびす講」が19、20日に桐生と高崎でそれぞれ開かれる。

桐生えびす講

「桐生えびす講」は桐生西宮神社(同市宮本町二丁目)の秋の例祭。今年、3年ぶりに通常開催される。同神社は、福の神「えびす様」の総本社「西宮神社」(兵庫県西宮市)から1901(明治34)年に分霊された関東唯一の直系分社。境内では、西宮神社で祈祷を受けたお札の頒布が受けられるほか、福銭や菓子をまく「福まき」(両日)、からくり人形芝居(同)、太々神楽(19日)・えびす太鼓(20日)の奉納などが行われる。石段の大イチョウ近くでは、そろばんを手にした「そろばんえびす」像を初公開。市内の飲食店10店舗が出店する「えびす横丁」も。神社周辺の道路は歩行者専用となり、縁起物などを販売する露店が立ち並ぶ。19日午前6時~20日午後10時。桐生西宮神社( 0277-22-4395 )。

高崎中心市街地の商店街などで行われる「高崎えびす講市」は、市内の小売業者が日頃の感謝の意をこめ開催する秋恒例の催し。3年ぶりとなる今年は、古着・古物などを販売する「ヴィンテージ祭り」、全日本司厨士(しちゅうし)協会の料理人約20人が氷彫刻の技術を競う「第1回氷彫刻高崎大会」(20日)=写真はイメージ=、柳川町周辺の飲み屋街エリア、通称「ヤナガワ村」の初代村長を発表する「ヤナガワ村祭り」(同)など新たなイベントが登場。また、豪華景品が当たるくじ付き商品の販売や、高校生が販売を競い合う「高校生販売甲子園」、働く車の展示ほか盛りだくさん。両日とも午前11時~午後5時。高崎商工会議所( 027-361-5171 )。

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