上毛かるた好き集まれ!

かるたテーマの展示&土産販売
「かるた館」東吾妻にオープン

上毛かるたの情報発信拠点「かるた館」が先月3日、東吾妻町岩下にオープン。上毛かるた全44札をパネルにし展示するほか、かるたをモチーフにした土産物を販売している。

企画したのは食品メーカーのアジル(東京都)。同社代表の渡辺邦明さんの妻が東吾妻出身であったことから県民に愛されている「上毛かるた」を知り、ぜひかるたを題材にした群馬のお土産を作りたい、と考えたのがきっかけ。同社の吾妻工場を改修し、かるた発行75周年にあたる今年、土産店を併設した上毛かるたの展示施設としてオープンした。

上毛かるたの初版発行は1947(昭和22)年。戦後間もない貧しい時代に、群馬の子どもたちに明るく楽しく歴史や文化を伝え、未来に希望のもてるものをと誕生した。館内では、大きな絵札のパネルとともに、各札の歴史や由来などの解説文、初版と昭和40年ごろの改訂版の図柄を紹介。土産物のキーホルダー、ストラップ、かりんとうドーナツ「ぐんかり」は全札分の種類を販売する。館長の島津和実さん(49)は、「県外からの来場者も多く『これが有名な〝上毛かるた〟なんですね』と好評。上毛かるたの楽しみ方を伝える拠点になれば」と話す。入館無料。月曜定休。30日~1月4日は休み。問い合わせは、同館( 0279-26-2030 )へ。

群馬かりんとドーナツぐんかり6袋入り「ありがとう」セット上毛かるたデザイン化粧箱入り2160円(オンラインショップ送料込3240円)
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