県内自然の「いま」伝える特別展

約60の個人・団体が研究成果を発表
富岡・自然史博物館で 今月12日まで

自然保護や環境保全に携わる個人・団体の研究成果をまとめたポスターや動物の剥製標本が並ぶ展示会場=県立自然史博物館

富岡の県立自然史博物館では、自然保護や環境保全に携わる約60の個人・団体の活動成果を紹介する特別展「ぐんまの自然の『いま』を伝える」が開催されている。研究内容をまとめたパネル83枚のほか、関連する動物の剥製(はくせい)標本も合わせて多数展示している。今月12日まで。

同展は毎冬開催され、今年で8回目。今回は、県内を中心に活動する自然・環境保護グループを始め、高校や大学、研究機関などが参加。「武尊山におけるニホンジカモニタリング調査」「高山蝶の保護活動」「イヌワシ観察記」、「群馬・長野の県境に生きるクマ」「みなかみ町における大型菌類の調査」「群馬県におけるナラ枯れの被害状況」など、研究内容は多岐にわたる。

なお、最終日の12日はワークショップ「木の実・木の葉で遊ぼうよ 木の実の人形を作ろう」(参加無料、希望者は同館HPから申し込む)が行われる。

観覧無料(常設展は有料、入館はオンラインで事前予約)。午前9時半~午後5時(入館は午後4時半まで)。問い合わせは、同館( 0274-60-1200 )へ。

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