涼やかに薄紫のまあるい花がゆらゆら

森の妖精”レンゲショウマ”に出会える
赤城自然園

園内のあちこちで開花しているレンゲショウマ

渋川市赤城町の赤城自然園(㈱クレディセゾン運営)では、薄紫の可憐な花レンゲショウマ1万本が徐々に開花している。8月下旬まで。

レンゲショウマは、キンポウゲ科レンゲショウマ属で日本固有の1属1種の植物で、夏の暑い時期になると群落がみられる。緑色の丸い球状のつぼみができ、次第に紫色に変化。やがて、薄紫の花を下向きに咲かせ、その姿は「森の妖精」とも言われる。スタッフの内田洋子さんによると、「蓮の花に似ていることから、『レンゲショウマ』と呼ばれていて、写真を撮る方も多いです。皆様ぜひお出かけください」と呼び掛ける。

同園では8月の日曜日を中心にお子様向けの夏休みイベントを開催する。8月27日には、リトルサイエンスクラブディレクターの栗原崇好さんが指導するサイエンス教室「葉っぱの不思議大研究」を行う(要事前予約)。申し込みや問い合わせは同園( 0279-56-5211 )。同園の入園料は一般1000円。中学生以下無料。11月までは、火曜定休。

リトルサイエンスクラブディレクターの栗原崇好講師
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