伝統文化に親しむ

高崎芸術劇場の能舞台でお披露目会
能楽親子体験教室


親子で一緒に日本の伝統文化「能」に親しんでもらおうと、7月8日に高崎芸術劇場の能舞台で能楽教室の「お披露目会」が行われた。

主催したのは、「下平克宏演能の会」。観世流能楽師である高崎市出身の重要無形文化財総合指定保持者の下平克宏さんと同市在住の大槻崇充さんの指導の下、参加者は、姿勢や声の出し方など基礎を学んだ。

当日は、10組の親子が着物や袴などの衣裳をつけて謡と仕舞からなる演目「老松」を能舞台で披露した=写真。

高崎市の紋谷永穂さん(45)は、息子の和生さん(11)、娘の妃代さん(7)と参加。永穂さんは、「普段、和にふれる機会が少ないので、思い切って参加してよかった。先生がていねいに稽古をつけてくださって楽しかったです」と語った。8月に伊勢崎市とみどり市で、9月に吉岡町でも体験教室を開催する。大槻さん(080・5004・2822)。

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