企画展「それでも咲いた」開催中

富弘美術館(みどり)

作品「それでも咲いた」(2007年)

「捨てた鉢なのに、それでもきれいに花が咲いている」ことに目を向け、いのちの強さや尊さ、悲しさに気付かせてくれる企画展「それでも咲いた」が11月26日までみどり市の富弘美術館で開かれている。

口に絵筆をくわえて今なお制作を続ける77歳の詩画作家・星野富弘さん。企画展では、花を通して生命と向き合う作品やエッセイなど25点のほか、秋の展示71点を展示。相﨑ちひろ学芸員は、「倒れた花に自身のことを重ね合わせ、それでも立派に花を咲かせたところに着目した富弘さんならではの視点です」と話す。一般520円。ミュージアムショップでは「道の駅記念きっぷ」も販売中。1枚200円。同館( 0277-95-6333 )。

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