玉村に 新イチゴ園

今月22日 直売スタート

イチゴが実り始めたハウスで
笑顔を見せる神倉さん(12月7日撮影)

玉村町南玉の国道354号沿いに22日、観光農園「い ちご屋 壽(ことぶき)」が新規オープンする。パック詰めや箱入り(贈答用)など新鮮な完熟イチゴを直 売。2月からはイチゴ狩りも開始する予定だ。

5連棟のハウス では、やよいひめ、あまえくぼ、ジューシー、紅ほっぺ の4品種を栽培。当日の早朝に完熟したものだけを厳選して収穫し、新鮮なうちに販売する。同園を運営するのは代表の神倉裕也さん(28=玉村)。妻との二人三脚でイチゴ作りに励む。

電機メーカーに8年勤め、25歳で脱サラした神倉さんは、イチゴ農園フレッシュベリー(玉村)での2年の研修を経て今年1月に農家として独立した。水分、肥料、温度など、イチゴの生育に最適な環境を徹底して管理。また、祝い事など贈り物として利用する時に縁起のいい名前をと、屋号は「ことぶき」に決めた。神倉さんは「味はもちろん見た目も最高のものを提供したいので、小さな傷も見逃さないよう厳しくチェックしています。前職の品質管理の部署で鍛えた“目”が役立っています。贈った人も贈られた人も幸せを感じられるような美味しいイチゴを作っていきたい。朝採れ新鮮なイチゴが持つ甘みとジューシーな味わいを堪能してほしいですね」と語る。

贈答用箱詰め(8~18粒)はL(税込3500円)とS(同1800円)。家庭用パック(同900円)も。取り置き可。午前9時半~午後4時半(売り切れ次第終了)。元日と毎週木曜は休み。同園( 0270-33-9015 )。

贈答用の箱に詰められたイチゴ

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