地域に活力=エネルギーを与える企業に!(vol.217)

女性社員と男性社員がワンチームとなって新規プロジェクトを進める赤尾商事

1951年の創業以来、ガソリンスタンド運営などエネルギーに関する商品や技術、サービスを提供する会社として歩んできました。「油の町医者たれ」という創業者の言葉を経営理念に掲げ、社会やお客様に満足して頂くことを何よりも大切にしています。

昨年、創業70年を迎えた当社は100年企業を目指し「エネルギーの有効利用を促進」「廃油リサイクルにおける環境への配慮」などSDGsに添った5事業を展開しています。中でも力を入れているのが「女性が活躍する会社」の実現。エネルギー会社はまだまだ「男社会」の色合いが濃く、女性に敬遠されがちな業界です。世の中が大きく変わろうとしている今、そのイメージを払拭すべく4年前から様々な改革に着手してきました。

自動車整備に励む女性社員

女性の雇用や管理職登用の促進、時短社員制度の導入や女性事務職のユニフォーム廃止、女性社員による新規プロジェクト発足や女性目線を意識したWEBサイトの立ち上げなどを進めています。従業員の意識改革を促す一方、乳がん啓発活動を推進し女性全般の健康支援にも取り組んでいます。一連の活動により当社の女性社員は年々増え、「女性が働きやすい会社は男性も働きやすい会社」という社員間の相互理解も深まってきました。

多様なサービスや価値を提供するには、リーダーとなる女性の活躍が欠かせません。地域に活力=エネルギーを与えられる100年企業を目指し、「社会や皆さまの暮らしをなめらかに、あったかに」すべく、女性社員も男性社員もワンチームとなって、邁進し続けていきたいと思います。

赤尾商事社長
赤尾 佳子さん

【略歴】1962年高崎生まれ。98年に赤尾商事入社。総務や経理業務などを経て2008年、代表取締役に就任。2018年に「2030年ビジョン」を策定し、女性やシニア、外国人がより活躍できるよう多様な働き方を積極的に推進。2020年にはSDGs達成に向け、「エネルギーの有効利用を促進」「再生可能エネルギーへの取り組み」「廃油リサイクルにおける環境への配慮」「お年寄りや障害のある方をサポート」「女性が活躍する会社」といった5つの事業に力を入れる

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