オリビア・ニュートンジョン [透明感のある歌声とブロンドの髪が魅力的な歌手オリビア・ニュートンジョンさんが…]

上州日和タイトル

透明感のある歌声とブロンドの髪が魅力的な歌手オリビア・ニュートンジョンさんが、今月8日、73歳で亡くなったことをNHKラジオで知った。2日間連続で行われた追悼番組では、親交のあった音楽評論家の湯川れい子さん(86)や彼女をイメージした曲「オリビアを聴きながら」を作詞作曲した尾崎亜美さん(65)がゲスト出演。楽曲についてはもちろん、壱岐のイルカ捕殺をめぐってのコンサート延期や研究費寄附、30年間の乳がん闘病、オーストラリアの国葬になることなど彼女の生涯を振り返った。しんみりとしたが、久しぶりの曲にはノリノリに。

素朴な声でカバーした曲「カントリーロード」やhave you never been mellowと優しく歌う「そよ風の誘惑」が流れてくると、自身の中高生の頃を思い出した。背伸びをしながら大人になった気分で聴いた初めての洋楽だった。「不良になるよ」と親に言われながら友達と行った大ヒット映画「グリース」は、彼女とリーゼントのジョン・トラボルタが主演だった。体育祭で流れた「ザナドゥ」、受験勉強をしながら聞いた「フィジカル」など思い出の曲も登場。寂しいけど、今後もずっと聴き続けたい。オリビア、お疲れ様、そしてありがとう。

(谷 桂)

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