今年の目標(Vol.34)

芸人、ミュージシャン、俳優、声優など幅広く活躍する金谷ヒデユキさんが、芸人目線で世間を斬ります。不定期連載。

昨年末はサンタの衣装でミュージックビデオの撮影してました

2021年初のこのコラム。遅まきながら明けましておめでとうございます。新年明けてだいぶ経っちゃいましたけど、皆さん初夢は見ましたか? 私ふだんほとんど夢って見ないんですけど、今年は珍しく初夢を見ました。

どんな夢かと言うと、ステージ上でダンスが踊れなくてアタフタする夢です。人前に出る仕事をしてると、演劇の舞台上でセリフが出てこない夢とか、そもそも何の舞台なのかも分からない、台本さえも渡されていない、なんて夢を見る事が多いらしいです。

しかし何故かダンサーでもないのにダンスを踊れない夢。しかもそのダンスが「マツケンサンバ」。♪オーレーオーレー、マツケンサーンバー。気持ちよく歌ってる松平健さんの後ろで、あやふやなステップを踏む私。とにかく焦る姿をひた隠し、満面の笑顔を見せつつも服の下は冷や汗ビッショリ。ダンスが終わった後、マツケン師匠に「ダンスを舐めるな!」と激しく怒られるところで目が覚めました。夢で良かったー。刀で斬られなくて良かったー。これが正夢にならないよう常に準備を怠らず、万全の態勢で仕事に挑みたいと思います。

去年はコロナ一色。特に東京では「不要不急の外出禁止」「密を避ける」「飲食店の時短営業」などで家にいる事が多い1年でした。

しかし、ただ家にいるだけでは何の進歩もないなあと思い「男はつらいよシリーズ全50作品鑑賞計画」を打ち立て、見事達成。今では自称「寅さんソムリエ」としてラジオのコーナーも務めております。

そこから映画熱に火が付き、黒澤明監督作品、深作欣二監督の仁義なき戦いシリーズ、森崎東監督作品、市川崑監督の金田一シリーズと続き、たどりついたのが梶芽衣子主演「女囚さそり」シリーズ。

結局、映画館での鑑賞+DVDでの鑑賞合わせて、見た映画が年間180本。たぶん人生の中で一番映画を見た年だったと思います。それを踏まえて今年の目標「去年は180本映画を見たので、今年は180本映画に出る」事です。年間180本出演ってありえない数字ですけど、目標はデカい方が良いでしょ?

今年の6月には以前出演した映画「道しるべ」の田中じゅうこう監督の新作「ロボット修理人のAI愛」という映画の上映が決まったので、まずは1本。目標達成まであと179本です。このコラムを読んでいる映画監督、映画関係者の皆さま、ぜひ金谷ヒデユキにお声がけください。準備を怠らず、万全の姿勢で撮影に挑めるよう常に臨戦態勢でお待ちしております。

あっ、そうだ! もしかしたら初夢が正夢になるかも知れない! 松平健さんと共演する事があるかも知れない!さっそく今からマツケンサンバのステップを身体に叩きこみます!オーレッ!

金谷ヒデユキ

金谷ヒデユキ/安中市出身。フジテレビ「タモリのボキャブラ天国」にて「地獄のスナフキン」の愛称で親しまれた音楽芸人。現在は音楽活動、芸人活動その他、声優として「機関車トーマス」、アニメ「けいおん」等にも出演。ツイッターのフォロワー募集中 https://twitter.com/kanaya_hideyuki

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