前橋産果実でクラフトビール醸造  「ルルルなビール」プロジェクト

クラウドファンディングで資金調達 21日まで

前橋を拠点に地域活性化事業に取り組む「オノボリサン」(竹内躍人代表)は、今月から前橋産の原料を使用したクラフトビールを醸造し市内の遊園地「るなぱあく」のイベントで提供するプロジェクト「ルルルなビール」を展開中。21日まで、クラウドファンディング(CF)のウェブサイト「キャンプファイア」上で資金調達を行っている。

「オノボリサン」が手掛けるビールは、赤城山南面の「はなぶさ有機農園」で栽培されたブルーベリーと天川大島町の「並木正耕園」の大島梨などを使用。みなかみ町にブルワリーを有する「オクトワンブルーイング」と、ビール酵母の培養技術を持っている全国有数のブルワリー「ストレンジブルーイング」(新潟県南魚沼市)の2社が醸造し、金曜夜に開く「るなぱDEないと」(26日、8月2、9、16、23日午後6時~)で提供する。CFは5000円の資金提供で1日ビール飲み放題、1万円で2日飲み放題など一口千円から約15コースが用意されている。竹内代表(30)は、「前橋でしか飲めないオリジナルのクラフトビールを、真夏の夜の遊園地というシチュエーションで共に語り合いながら飲みたいですね」と意気込む。

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