松本竣介没後70年記念展彩るイベント続々

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ワークショップ、シンポジウム、コーヒー、ひもかわ…

桐生で12月8日まで

松本竣介「Y市の橋」(1944年頃 個人蔵)

戦後まもなく36歳で夭折したが、今なお多くの人に愛されている洋画家・松本竣介(1912-48)の「都会風景」をテーマとする展覧会「街歩きの時間」が、桐生の大川美術館で開催中。12月8日まで。展示に合わせ、関連イベントも盛りだくさんだ。

松本のコレクションで知られる同館が、彼の没後70年および同館開館30周年記念企画として昨秋から4つのテーマで開催する展覧会シリーズの締めくくり。松本が生涯にわたって描いた主題であり、彼の芸術を象徴する「都会風景」に焦点をあて初期から晩年にいたるまでの油彩画やスケッチなど約60点を紹介。

関連イベントとして、子ども向けワークショップ(明日2日)、「竣介のアトリエ再見プロジェクト」記念シンポジウム(9日、参加無料だが要入館料、要予約)を行う。また館内カフェでは、竣介作品をイメージして特別にブレンドしたコーヒーを展示期間中で提供、桐生名物「ひもかわ」を4日に特別提供する。入館料一般1000円、大高生600円、中小生300円。11月3日に着物で来館すると20%引き。同館(0277-46-3300)。

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