群馬オールロケ映画「影踏み」

今日15日に全国公開 県内6館で先行上映

伊参映画祭で記念イベントも

群馬で全編撮影した映画「影踏み」が、今日15日に全国公開される。県内6館では8日から先行上映がスタート。同日、中之条の伊参スタジオ映画祭で記念イベントが開かれ、作品上映を始め、篠原哲雄監督や主演を務めた歌手の山崎まさよしさん、原作者の横山秀夫さんによる対談などが行われた=写真上。
「影踏み」の映画化は、2016年の伊参スタジオ映画祭に篠原監督、横山さん、山崎さんが参加したことがきっかけという。

横山さんのミステリー小説を実写化した同作=写真下=では、寝静まった民家に忍び込んで盗みを働く通称「ノビ師」が双子の弟への思いを抱きつつ様々な事件と封印された過去を解き明かしていく。登場人物に隠された秘密や人間の奥深い心理が複雑に絡み合ったミステリー映画で、中之条や前橋、伊勢崎、高崎などで撮影が行われた。スクリーンには県庁や広瀬川など、県民にはお馴染みの風景が映し出される。

山崎さんのほか、尾野真千子さん北村匠海さん滝藤賢一さん大竹しのぶさんなどが出演。

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