猫ブームだけれど、飼うなら 群馬県人はニャンより “ワン”

猫の写真がネット上で頻繁に投稿されるなど、世の中は空前の猫ブーム。コロナ禍で生活に癒やしを求めてペットを飼う人が増え、特に犬猫の人気が高まり、ブームに拍車をかけている。朝日ぐんま編集部では1月3日付で、「ペットとして飼うなら犬か猫か」を問うアンケートを実施した。すると、犬が猫を大幅に上回るという、意外な結果が浮き彫りになった。

番の理由
「飼ったことがある」

全902通の回答が寄せられ、集計の結果、全体の71%にあたる637人が「犬」、29%にあたる265人が「猫」と答えた。猫ブームと思いきや、圧倒的多数で「犬」に軍配があがった。

犬と猫共に多かった理由としては「以前飼った思い出があるから」、「今飼っているから」という経験に基づくものだった。

と一緒に運動したい

犬派で特に多かったのは「運動不足を解消できそう」(伊勢崎・50代女性)や、「一人で歩く時も犬と一緒だと安心」(前橋・70代女性)など、一緒に行動できることを理由とする。

他にも「柴犬が好き」(邑楽・50代女性)、「トイプードルが可愛い」(高崎・60代男性)など具体的に好みの犬種を挙げたり、「従順なところ」(みどり・60代男性)と性質を理由に挙げる人もいた。

は仕草が可愛い

一方、猫を選んだ理由では「姿や仕草が可愛いから」が目立った。「ツンデレが可愛い」(館林・40代女性)という表現も。また、犬とは逆に「散歩させなくてもよい」(千代田・60代男性)」との意見も見られた。

うならば愛情をもって最期まで

中には「巡り合わせを大事にして、巡り合った犬猫と暮らしたい」(県内・40代女性)の回答もあった。犬、猫いずれにしても縁あって迎え入れた小さな命には、愛情をもって最期まで一緒に過ごすのが飼い主の義務。ブームに踊らされずに責任を持ちたい。アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

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