伊香保温泉いかほ秀水園 今月30日にエキスポ初開催

9月は防災月間 防災について考えよう!

9月の防災月間」に合わせ、渋川の伊香保温泉旅館「いかほ秀水園」では今月30日、みんなで考えるミニ防災エキスポを開く。防災意識を高めてもらうため、展示会や体験型講習会など様々な催しを行う。

同旅館は昨秋、災害時に宿泊施設が福祉避難所となった場合を想定して社員らを対象に防災訓練を実施した=写真。今秋は広く一般の人にも参加してもらおうと、防災エキスポを初めて企画。

当日は展示と講習の2部構成。展示会エリアでは、県内外の自治体や企業12社がハザードマップや防災関連書籍、簡易トイレなど災害時に役立つ商品や資料類を展示。情報提供だけでなく、来場者と意見交換が出来る参加型、体験型のブースも設ける。

一方、体験型講習会では震災初動時の基礎知識などを学ぶほか災害時、具体的にどのように動いたら良いかを体験してもらう。同旅館の飯野由希子社長(44)は、「有事の際は訓練したことしか出来ないということを身に染みて感じています。『知る』『考える』『動く』を体験できるエキスポを通して、参加者の皆さんに防災への意識を高めてもらえたら」と呼びかける。

なお、展示会は入場無料で正午~午後5時まで。体験型講習会は、午後1~同3時45分まで。体験型講習会のみは3000円、夕食付は8000円、宿泊付は18000円。同旅館(0279・72・3210)へ。

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