廃材からSDGsを学ぶ 


六本木商店&ジーシーシー自治体サービス

山林調査用具製造販売の「六本木商店」(前橋市昭和町)は、先月、上下水道やガスメーターの検針などを手掛ける「ジーシーシー自治体サービス」(前橋市三俣町・岡田淳社長)の障害者雇用の社員に向けて、「SDGsを学ぶ出張ワークショップ」を開催た。リース飾りを製作するワークショップに先立ち、同商店講師の赤澤薫さんが、国連総会で採択された17の「持続可能な開発目標」や環境問題について紹介。ハチ除け網を製造する際に、毎回円形シートが排出され、使い道に困っている現状を説明。「地球のことを考えて、いらないモノを活用し、楽しみながらリースを作りましょう」と呼び掛けた。

参加した総務部の関野愛乃さん(19)と狩野葵さん(20)、小澤怜さん(20)は、カラフルなシールを工夫してシートに貼り、オリジナル作品を作り上げた。岡田社長は、「廃材が人の手によって心を和ませるモノになった。多くの人に見てもらえるよう玄関に飾りたい」と喜んだ。赤澤さんは「今後も廃材を提供したり、出張ワークショップもできるので、気軽にお声かけください」と呼び掛けた。同商店(027-231-6374)

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